ベトナム戦争に赴いた青年3人が過酷な戦場で心のバランスを崩していく様を描いた、戦争映画の名作。
観るまで良く知らなかったんだけど、1978年の映画で若き日のロバート・デ・ニーロや
クリストファー・ウォーケン、メリル・ストリープが出演している。
数多くある戦争映画の中でも評判が高いらしく、興味深く鑑賞しました。
映画ではペンシルベニアに住む若者5人のうち3人が戦地に向かうまでの日々と、
戦地で敵の捕虜となり、賭事のコマとしてロシア・ルーレットを強要され
次第に狂気に呑まれていく過程、そして故郷に戻ってからの日々を描いている。
日常を描くことに重きを置いたからこそ、戦地で受けた傷痕がどれほど深いものか実感させられました。
目に見える傷痕は消えても、思い出したかのように、時折傷がうずく。そんな映画。
【戦争は人生や愛する人、すべてを壊し奪い去る】
★★★☆☆